惑星の外側

人生がちょっぴりときめく

サラバ青春

2018年7月4日。
チャットモンチー、ラストワンマンライブのライブビューイングに行ってきました。

上半期ベストコスメの記事の筆が進まないうちにこの日が来てしまった…
いつもより真面目に書くよ〜〜



とうとう完結してしまう。
natalie.mu

完結すると聞いて、なんとも言えない気持ちになった。ドラマーのくみこんが脱退した時もそうだった。

(くみこん脱退前、最後のライブ。YOU MOREに行ってた。2011年4月。)

寂しくて、悲しくて、なかなかその現実に目を向けられなかった。
LastLoveLetterのPVみたいに、おばあちゃんになっても、三人でずっと続けてくれるんじゃなかったのって。
こんなに早く最後がくるとは思わなかったよ。

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三人の音楽が好きだった。
華奢な体からそんな力強い声が、ギターの音が出るのってびっくりした、えっちゃん。
ゴリゴリなベースの中に繊細さがある、あっこちゃん。
ステージの真ん中で落ち着きつつもおしゃれなドラムの音を出す、くみこん。
独特なゆるっとした三人の阿波弁。MCの雰囲気もゆるふわだった。
そんな三人が大好きだった。


(大学の卒業旅行、一人で友人に会いに行った徳島。夕焼けの眉山。)

くみこんの脱退後、毎夏恒例のロックインジャパンには行っていたけど、あまり追えなくなってしまった。そして仕事が忙しくて、とうとうロックインジャパンにも行かなくなってしまった。今ではV6中心にジャニーズを追っかけている。
わたしが変わったように、二人になったチャットモンチーもたくさん変化していった。気づいたらえっちゃんもあっこちゃんもドラムを叩くようになっていた。えっちゃんは結婚し、お母さんになった。あっこちゃんは外でも活動をするようなった。サポートメンバーもつくようになっていた。


仕事に追われてライブの抽選自体忘れていたけど、ライブビューイングがあることを気づいてくれた姉妹に感謝。見に行かなきゃ、絶対後悔する。そう思った。
結局4日は仕事だったので30分ほど遅れて映画館に着いた。中に入るとDJみそしるちゃんと歌っていた。会場は思ったより静かで、各々楽しんでいた。小さく手拍子をする人、少し揺れている人。穏やかな、優しい暖かな空気がそこにはあった。
少しのMCを挟んでアコースティックタイム。惚たる蛍、染まるよ。最後まで泣かないぞって決めて臨んだのに、座って10分で号泣してしまった。

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この二曲は本当に反則だと思うよ。。


そして第二部ではほぼ昔の曲をやってくれた。どれもこれも大好きな曲ばかりだった。最後にデビュー曲をやってしまうのもにくい。チャットモンチーオーケストラのみなさんの紹介のゆるさに癒された。ハケ方までゆるかった。笑
そしてアンコール。一番最後にピアノが出てきたとき、何をやるかわかってしまった。わかってしまったら、もう我慢なんてできなかった。音が鳴る前からまた号泣してしまった。
そうだ。チャットモンチーは、わたしの青春だった。
友達と喧嘩した日も、親とうまくいかないときも、進路に悩んだときも。恋をしたときも、失恋したときも。嬉しかったときも、悲しかったときも。青春のいつでも、チャットモンチーがそばにいた。
泣いて歌えなくなるかもだから、歌詞出すから、みんなで歌ってね、って。そんなところもチャットモンチーらしかった。やっぱり途中からえっちゃん、歌えなくなって、みんなで歌った。ライブビューイングの会場には歌詞が出なかったけど、みんな自然と歌えてた。体が覚えてるよね。わたしは号泣しすぎて歌えなかった。(隣に座っていた姉は嗚咽を漏らしていた。ちょっと引いた。)
いつだって過去には勝てないし、あの頃が大好きで。「さようなら」って言えそうにないよ、えっちゃん、あっこちゃん。


チャットモンチー - サラバ青春 LIVE [HD]


終わった後、二人抱き合って泣いていた。そうだよね。よく考えると、デビューしてから三人の時代よりも二人でいたときの方が長かったんだね。
チャットモンチー、続けてくれてありがとう。大好きです。ずっとずっと、忘れられない、大事なわたしの青春です。ありがとう。





(わたしが仕事だからって武道館の物販に行ってくれた、姉妹、ありがとう。)
ありがとう、チャットモンチー
Foever my Chatmonchy.


ちなみにセットリストはこちら。

映像化が早くも決定したそうです。


発売までWOWOWで楽しみます。
あっこちゃんは録画してないって言ってたけど。笑